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INTERVIEW調達いかにすべてのお客様の
希望納期に応えるか。
私たちの腕の見せどころ。

先を読んで発注し、在庫をやりくり。

特注品ではない「汎用」の電子部品は、さまざまなお客様が注文される部品です。そんな部品を、営業がお客様から受注し、営業アシスタントが受注登録した数量をもとに、複数のお客様分を品番ごとにまとめてメーカーに発注するのが調達担当の仕事です。ただし、受注した数をそのまま合計すればいいわけではありません。たとえば私の担当する半導体部品は、メーカーに発注してから完成までに3~6ヶ月ほどかかります。「超」が付くほど精密部品である半導体は、材料調達や生産工数、輸送日数がかかるため、NNPでは、お客様の向こう1年での半導体需要を取り纏めて、1年先までの計画発注数量を仕入先へ連絡するようにしています。けれど在庫を抱えすぎれば売れ残るリスクがあるため、いかに必要最低限の数を見込んでおくかが問題です。お客様の注文が予想以上に増え在庫が不足すると判明すれば、納期を急がない別のお客様分の在庫から一時的に借りることも。「このお客様は、希望納期が大幅に前倒しになることがある」といった、仕事をしているうちにわかってくるお客様ごとの傾向もふまえ、やりくりします。

家庭と両立し達成感を楽しんでいます。

入社して間もない頃は、ずっと気を張って仕事に臨んでいて、納期が迫ってくる夢まで見るほどでした(笑)。今思えば、当時は1人で抱え込んでいたんですね。1年くらい経った頃には、どれくらい在庫が必要かという感覚もつかめて、オンとオフの切り替えもできるように。営業や営業アシスタントの力を借りながら在庫をやりくりして納期遅れを回避し、一緒にやり遂げる達成感を味わえるようになりました。入社10年目の冬からは産休と育休を取得して、1年3カ月後に同じ職場に復帰しましたが、最初は仕事を忘れてしまっているんじゃないかとドキドキしました。それでも、やり始めるとちゃんと手が覚えていてくれて一安心。今は家族のサポートを得て、子どもを保育園に預け、9時~16時の時短勤務で働いています。私は子どもから離れて過ごす自分の時間も欲しいタイプ。残業はほとんどないか、あっても事前に予定できるこの職場で、同僚にも助けられながら家庭との両立を楽しんでいます。

PROFILE

調達
森山 愛
2006年入社
椙山女学園大学 文学部※
日本語日本文学科出身
※現在の国際コミュニケーション学部

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